HOME薬王寺町散策
SANSAKU

長嚴寺(本清山)
真宗で京都東本願寺の末寺
旧地は市谷田町、寛永三年(1626)建立
寛永十二年外堀ができるので現地に移転

蓮秀寺(久栄山)
日蓮宗で豆州玉沢の妙法華寺の末寺
旧地は市谷田町、慶長九年(1604)建立
外堀ができるので現地に移転(年月日不詳)

中守稲荷
江戸時代から「火伏せの神」として信仰が厚かった
薬王寺町が関東大震災でも昭和二十年五月二十五日の
大空襲でも難から免れたのは、この稲荷があるからと
信じられている

薬王寺観音
外苑東通り、仲之町交差点から女子医大通りに入ると
すぐ右手に浜田クリーニング店がある。
その隣、トミンハイム薬王寺の敷地内に赤いのぼりが見える。
毎年10月の薬王寺商交まつりでは薬王寺観音まつりが
執り行われる。
地域の人に親しまれる安全で快適な道づくりのため、新宿区が平成21年5月25日〜6月30日に道路の通称名を公募しました。
その年の12月に272件の応募の中、67路線の道路通称名が決定されました。
市谷薬王寺町からは「児玉坂通り」「薬王寺坂通り」「銀杏坂通り」の3路線が選ばれました。

児玉坂通り
日露戦争で活躍した明治時代の陸軍大将
児玉源太郎の邸宅があった。
昭和10年ごろまでは、児玉家の庭園には
天まで届くようなイチョウの大木があり、フクロウ、
ヒグラシが鳴き、閑静なたたずまいだった。
今では、左右にマンションが立ち並んでいる。

薬王寺坂通り
明治38年まで外苑東通りとこの通りの角に
薬王寺という寺院があったが、今は薬王寺はない。
この坂を進むと、右に長昌寺、
左に浄栄寺、長嚴寺、蓮秀寺がある。

銀杏坂通り
坂の北側に久貝因幡守(くがいいなばのかみ)の屋敷があり
その屋敷神である銀杏稲荷があったから名づけられた。
銀杏稲荷は今はない。